10年ぶりの新型アクア!フルモデルチェンジの実態に迫る!

10年ぶりの新型アクア!フルモデルチェンジの実態に迫る!

2011年にコンパクトクラスのハイブリッド専用モデルとして販売開始されたトヨタのアクアが販売開始から10年を経て、2021年7月19日についにフルモデルチェンジを果たしました。

2014年と2017年において、2度の改良型のモデルの発売はあったものの、エンジンやプラットフォームなどの大まかなベースは変わっておらず、見た目や内装、部品の改良による性能面の微増といった、いわゆるマイナーチェンジを2回も行っているという事実は、アクアの冷めない人気を象徴するものとなっています。

販売当初の2011年に世界最高を誇った燃費性能も、10年という時を経れば色褪せるものなのですが、ハイブリッドシステムの最先端を誇るトヨタが生み出したこのアクアは、2020年に最新モデルとして登場した他メーカーのコンパクトカーとほんの少ししか燃費性能は変わらないという事実が証明されています。

そんなトヨタがフルモデルチェンジして販売を開始した新型アクア、その実態は驚くべきものとなっていました!

燃費はWLTCモードで驚異の35.8km/L

燃費はWLTCモードで驚異の35.8km/L

旧型アクアの場合、発売から10年近く経っていることもあって、2度のマイナーチェンジがされていると言っても、それ以降に販売開始された同メーカーや他社メーカーのハイブリッド車と比較しても、カタログ上の燃費性能は未だ上位を死守しており、全車種の中でもJC08モードの燃費は4位を誇っています。

今回販売が開始された新型アクアの場合、WLTCモードでの燃費が35.8km/Lというのは、驚異的な数値を叩き出しており、なんとトヨタが販売している兄貴分と言えるプリウスの燃費を大幅に上回っています。

このWLTCモードというのは、JC08モード(実燃費は2割程度低下)とは異なって国際基準の燃費性能を表す指標となっており、市街地モード、郊外モード、高速道路モードといった、モードによる比較対象が多いことから、より現実の走行モードに近い内容だと言われています。

今までのJC08モードであれば、カタログの燃費と実燃費が大幅に異なっていることも多く、プリウスではこのモードと実燃費の差が平均で12km/Lほどもあるなど、大きな乖離を生んでいました。

新型アクアは、WLTCモードで35.8km/Lという日本最大の数値を叩き出し、走行距離が短くなりやすい高速道路モードですら33.5km/Lで走ることが出来ます。これまでハイブリッド車の中では同メーカーのヤリスが唯一の実燃費30km/Lだったのが、ここに新型アクアも仲間入りを果たすこととなりました。

ちなみにWLTCモードで35.8km/Lは世界でもトップレベルとなっています。

非常時給電システムを標準搭載!

非常時給電システムを標準搭載!

最近のハイブリットモデルの自動車であれば、オプションまたは標準機能としてついている非常時給電システムが新型アクアにも標準搭載されました。従来のモデルであればこの機能はついていなかったので、災害時などの非常時には重宝します。

AC100Vで最大消費電力の合計が1500W以下の電化製品を使用可能です。非常時給電システムなので、移動中のコンセントの利用は出来ませんが、約400Wの消費電力の家電であれば、4.5日分の電力を賄うことができ、住宅側の工事も行えば、V2Hとして家庭内に電力を供給することも出来ます。

トヨタのコンパクトカーの中では、ヤリス、カローラスポーツに次いで非常時給電システムが搭載されるのは3台目となりますが、同2種はオプションで追加しなければならない装備となっているので、標準搭載されているものに限ればコンパクトカーでは初となります。

気になる値段は?

気になる値段は?

基本となるのがエントリーモデル。シートやハンドルなどの内装部分やホイールなどの外装部分に特にこだわりがない方はこちらの値段が気になるところでしょう。

そのお値段は新車価格で税込み198万円と、コンパクトカーの中では比較的値段が高いと言えますが、最高燃費を誇るヤリスのハイブリッドモデルと比べると、値段は20万程度安くなっています。

これは、従来のリチウムイオン電池から実現化が困難とされていたバイポーラ形のニッケル水素蓄電池を搭載出来たからで、コストを大幅に削減することを実現させました。

また、軽量化や高密度、高出力などコンパクトカーにとっては生命線とも言える重量にも非常にマッチしたバッテリーであり、小型ながらパワフルな走りとスムーズな加速が出来るようにもなっています。

新型アクアは燃費を改善しつつ、自動車としての性能面も進化させた、次世代のハイブリッドカーと言えるでしょう。

まとめ

新型アクアの細かい詳細などに関しては、気になった方が各自でトヨタのカタログをご覧頂ければと思いますが、上述した内容を見てアクアに乗り換えたいと思った方もいらっしゃるのではないでしょうか?

ハイブリッドカー自体はエンジンを積んでいるので、今後電気自動車が街中を走り回る時代を迎えることになればお役御免となるでしょうが、この2021年にフルモデルチェンジを販売開始というのはこれ以上ない素晴らしいタイミングだと思います。

新型アクアはEVが市場に出回り、各社がこぞって新作を発表する中でも、電気自動車への乗り換えはじっくりと見極めたいという方にオススメしたいハイブリッドカーです。

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