中国で手頃な価格のBYD Dolphin(EA1)が市場に登場!日本での販売は?

中国で手頃な価格のBYD Dolphin(EA1)が市場に登場!日本での販売は?

BYDという企業はあまり馴染みのない企業だと思いますが、日本にもBYDジャパンが設立されており、EVのバスやフォークリフトのみではありますが、京都や沖縄で多数が導入されるなど、割と私達の生活の中でBYDが販売している商品を目にする機会はあるのです。

BYDは中国の企業で、トップクラスにメジャーな自動車メーカーです。トヨタが2021年の4月に上海モーターショーで発表した新EVシリーズの中国側のパートナーとなったのは電気自動車に精通している方はご存知の方も多いのではないでしょうか?

そんなBYDが中国において、EVのコンパクトカーの新モデルとなるDolphin(EA1)を先行販売することを発表しました。今回はそのDolphin(EA1)について紹介していきます。

補助金後の価格は160万~220万

中国には、小型モビリティとして非常に安価なおよそ50万円代で手に入るという電気自動車が2020年以降から大人気となっており、その販売台数はテスラ社のものを超えるなどセカンドカーとしての需要が大いに高まっていました。

今回BYDが販売を開始するモデルはコンパクトカーの部類に入ります。新しいBYDeプラットフォーム3.0アーキテクチャをベースにした最初のBYDであり、もちろんBYD Blade Battery(LFPケミストリーとセル・ツー・パック・アプローチ)を搭載しています。

BYD Dolphin(44.9kWhバッテリー、70kWモーター)。このBYDのブレードバッテリーというのは、欧州にも進出をしているようなBYDの目玉と言える電池で、リン酸リチウムバッテリーで航続距離を600kmまで伸ばすという画期的な性能面や自然発火をしないという高い安全性ながら手頃な価格で販売出来ることから、今後販売する電気自動車に搭載されるかどうかというのは2020年頃から期待をされていたのです。

このバッテリーを搭載したモデルが今回発表されたDolphin(EA1)であり、補助金を利用して購入する際には日本円でおよそ160万円~220万円の間で購入が出来るという、ガソリン車のコンパクトカーと比較しても差のない金額でゲット可能かつ性能面に優れているといういいとこ取りの電気自動車が登場に至ったというわけです。

BYDドルフィン(コードネーム:EA1)のスペック

BYD Dolphin(30.7kWhバッテリー、70kWモーター)
航続可能距離:301km
0-50km/hの加速:3.9秒
最高速度:150 km/h
前輪駆動
永久磁石式同期モーター
ピークシステム出力70kW(連続35kW)、最大トルク180Nm
AC充電(オンボード):7kW
DC急速充電 30分で30〜80%(最大40kW)の充電が可能
全長:4,070mm、全幅:1,770mm、全高:1,570mm、ホイールベース:2,700mm
車両重量:1,285 kg、総重量:1,660 kg

BYD Dolphinには、3種類のバッテリー/モーター構成があり、上記のスペックはエントリーモデルとなっています。

日産のリーフと比べると、バッテリーの容量は少なくなっており、航続距離もその分短くなっていますが、ブレードバッテリーの性能面が優れているので、加速までが非常に速くなっています。

その他は特に優れているという点はありませんが、これが補助金を利用すればわずか160万円で手に入るわけですから、今後中国の市場に爆発的に増えていくことは想像に難くないと思います。

日本での販売はあるのか?

日本市場向けにEVのバスがBYDから販売されていると言っても、一般市場に出回るほど流通させるとなると、クリアしなければならない課題が山積みなので非常に難しいと言えます。

理由はこちら

ただ、上述したようにトヨタ社がTOYOTA bZという新しいコンセプトのEVをBYDと提携して中国と日本でグローバルに販売を開始していくことをすでに発表済みであることを考えれば、どういう形での業務提携となるかは定かではないものの、この車種にブレードバッテリーが搭載される可能性は0ではないと言えます。

そうなれば日本で販売されるEVのコンパクトカーがこのDolphin(EA1)と同程度の160万~220万という価格で手に入ることだって十分ありえます。

今後のEV業界のますますの発展と、価格競争に期待が持てますね。

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