ロールス・ロイスが予定を早めて2023年には電気自動車販売へ

ロールス・ロイスが予定を早めて2023年には電気自動車販売へ

高級車メーカーも続々と電気自動車の販売へ踏み切っています。

最近ではポルシェがすでに発売中の電気自動車モデル、タイカンが有名でしょうか。最安値のモデルでも国内価格で1,500万円ほどの値段となっており、EVのスポーツモデルというのは、電気自動車特有の乗り味から考えるとスムーズな加速という面での特徴をフルに活かしたガソリン車との違いを一番に感じやすい車種です。

テスラの電気自動車に搭載されている、インセインモードという尋常ではないくらいの加速を体感出来るモデルほど、重力を感じるような加速ではなく、高級車ならではの気持ちのいい加速で、見た目や内装でのかっこよさだけではありません。EVの高級車というのは非常に洗練されています。

ロールス・ロイスが販売する予定の電気自動車はどういった性能を持っているのか、早速見ていきましょう。

当初は2030年までに販売する予定だった

ロールス・ロイスは電気自動車が普及し始めた2010年頃から、徐々に普及に向けて世界的な取り組みがなされている現在に至るまで、EVはもちろんのこと、ハイブリッド車やプラグインハイブリッド車さえ製造をしていません。

ところが、2020年になって世界20以上の主要都市において、2030年までにガソリン車とディーゼルエンジンを搭載する新型モデルの販売を禁止する法案が計画されている可能性があるとのことから、それまで一貫してガソリン車の販売に努めていたロールス・ロイスでもEVモデルを開発する必要があると認めざるを得ない状況になりました。

ほとんどの自動車メーカーは電気自動車を販売する前に、ハイブリッドやプラグインハイブリッドを先んじて開発していますが、ロールス・ロイスはその行程をすっとぱして、いきなり電気自動車を販売すると発表したのです。

その1年後の2021年9月末、2030年までに販売とかなりの期間の猶予を設けていたにも関わらず、2023年の第4四半期に市場投入する新型EVモデルを発表。2020年とは打って変わって毎日のようにEVの新たなニュースが飛び込んでくるほど目まぐるしく環境が変化している電気自動車業界においてさえ、この発表は想像を遥かに超えるスピーディーさだったのです。

その名もSpectre(スペクター)

値段や走行距離といった、詳細はまだ入ってきていませんが、2017年のファントムと同時に発表された、独自のオールアルミ製のスペースフレーム「アーキテクチャー・オブ・ラグジュアリー」を採用。拡張性や柔軟性を備えているので、ガソリン車であるカリナンやゴーストだけでなく、電気自動車のような全く異なるモデルのベースとしても利用することが出来ます。

全てを一新させた新型モデルを販売するのであれば、どれだけ早くても2025年近辺での発表となるのが妥当と言えますが、今回のように現行モデルに搭載されているアーキテクチャーを利用することで、想定よりも早い時期にEVの販売が出来るというわけです。

現実的ではないものの、400年間使用し続けることを想定して、250万キロの公道試験走行を開始するとのこと。世界各国のあらゆる場所において、このスペクターを極限まで使い込んでフィードバックを行い、今後のEVモデルの指標にもしていくようで、ロールス・ロイスの完全EV化に向けての確固たる意思のようなものを感じます。

そこで注目されるのは、やはり最高峰の内燃式エンジンを誇るロールス・ロイスが、いわば電気自動車の核とも言えるバッテリーでどういった差を他メーカーとつけていくのかではないでしょうか?

スペクターについての詳細や続報が分かり次第、この記事に追記していきます。(2021年10月4日)

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